ReactNativeのビルドプロセスについてメモ
React Nativeのプロジェクトをビルドするため、以下のコマンドを実行する。
$ react-native run-ios
React Nativeはこのコマンドで次の2つのことをします。
NodeのWebサーバー(Metroバンドラー)をローカルに起動する。
Metroバンドラー(旧パッケージャー)がJSファイルをトランスパイルしてバンドルする。
ペイロードとして、
index.platform.bundle
ファイルをpublish(公開)する※ ペイロードとはデータ本体のこと
PureなNativeアプリケーションプロジェクトをビルドし、モバイル端末(実機 or エミュレータ)にデプロイする。
このNativeアプリケーションは、JSの実行環境である
JavaScript Core
を含み、1
のWebサーバーで配信しているindex.platform.bundle
ファイルをダウンロードする。※ iOSは既に内部的に
Javascript Core
をホストしているため、iOS用のNativeアプリケーションプロジェクトには含まれない。
iOSではJSの実行環境( JavaScript Core
)はiOSのオペレーティングシステム上にホストされているが、AndroidではReact Nativeと一緒にデプロイされる。また、エミュレータも同様にペイロード( index.platform.bundle
)ファイルにアクセスしている。